鯉昇師匠のマクラは超弩級。「サウスピア駅前寄席」を聞く

ホントにもう何年ぶりでしょうか、久し振りに鯉昇師匠を
聞きました(9/14  サウスピア駅前寄席)。
いやはやマクラの可笑しさは超弩級ですね。本編以上に
笑い転げたのでありました。

当日の番組
・開口一番(どっと鯉):「金明竹」
この人は何歳くらいなんでしょうか。若いようにも見えたり、
けっこう歳いってるようにも見えたり。
落ち着いていて、えらく老成しているような感じもあって、
ワタクシはおおいに気に入りました。

・鯉昇:「茶の湯」
本編は15分くらいですが、マクラが30分以上。このマクラが
めちゃくちゃ可笑しかった。

ネタ帳によれば、この会は落語協会の師匠方が中心のようで
・・・というところから、落語協会と落語芸術協会の芸風の
違いをルル説明してくれましたが、もう可笑しいの何のって。
そして、定年のない落語界は超高齢社会で、自分より年上の
噺家が150人もいる。これから150回も葬式に行かなきゃ
いけない。モノ入りです・・・
自分は健康で数年前まで体温計もありませんでした。ある時
熱が出て、近くに掛かっていた温度計で測ろうと。
体温計には木の板や赤い玉を保護する金網が付いているので、
1時間かけてそれらを外してガラスの棒だけにして脇の下に
挟んだところ・・・

いやもうホント、鯉昇師匠はコント作家になってもいいの
ではないでしょうか。
最強のマクラ。可笑し過ぎます。

本編のほうは、茶の色味が足りないというので絵の具を
入れたり、泡が立たないというので洗剤を入れたりと、
落語協会に比べるとやはり過激なのでした。

仲入り
・鯉昇:「宿屋の富」
「茶の湯」のときにケータイが何回も鳴ったので、家族から
ケータイを持たされている人(主にけっこうなお年寄り)
の話から始めまして。
そういう人は着信音の止め方を知らない人が多い。確実に
止める方法をお教えしましょう。
ケータイが鳴ったら開いて、そのまま反対側にぐっと
折り畳んでください。確実に止まります・・・

世の中には運のいい人悪い人がいるもので・・・と話し
始めたので「お神酒徳利」かしらと思ったら、「宿屋の富」
でした。
噺全体はオーソドックスなものでしたが、客のホラ話が
落語協会系(?)とはけっこう違っていました。
従業員が8000人いると言うと、宿の亭主が
「ニッサンですか?」
日産はもっといるでしょう。ゴーン、西川氏のことが
気になっているのでしょうか。
ホラ話はとめどもなく、富士山や琵琶湖まで自分の所有物
ということになります。で、結局なけなしの一分を取られて
しまい、「普通、富士山あたりで気がつくだろうに」とぼやく
のが哀れにも可笑しい。

富に当たったことがわかったあと、3人(客、亭主、おかみ
さん)の日本語が意味不明になるのが、いかにも鯉昇師匠。
たっぷり笑わせていただきました。

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