道楽三昧

アクセスカウンタ

zoom RSS 立ち見がずらり。月曜日の鈴本中席昼の部

<<   作成日時 : 2017/06/25 16:53   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

月曜日の昼間というのに6月19日の鈴本演芸場は立ち見が
ずらっと並ぶほどの大盛況でした。まあ出演者を見れば
それもうなずけますけどね。実に豪華な顔ぶれ。
そして各師匠方が(一人を除いて)、みんなきっちりそれぞれの
持ち味を出してくれました。
ワタクシは大満足でありました。

当日の番組
・前座(朝太郎):「子ほめ」
番頭さんに顔色と年齢を聞くところで、あやうくループに入り
そうになりました。本人も気づいて「間違えましたね」。
5秒後には立ち直って無事サゲまで。まもなく二つ目とのこと。
期待してまっせ。

・一蔵:「猫と金魚」
体格にモノを言わせた語りぶり。明るいのが何よりです。
らくごカフェの定例会に久しぶりに行ってみよう。

・ストレート松浦:ジャグリング
達者な芸とちょっと恥ずかしげな語りとがいい味わいを出して
います。

・菊之丞:「初天神」
要所はきちんと締めつつ軽やかに流して安心の高座でした。

・扇遊:「狸賽」
扇遊師匠はどんな噺をしても、品がありますねえ。

・ロケット団:漫才
次々繰り出す喋りに追いついていくのが精いっぱい。時事ネタを
効果的に取り込んで爆笑を呼びました。

・正蔵:「新聞紙」
正蔵師匠は声を鍛えていないのかしら。全体に声が細いうえに
強弱が不自然な気がします。
この人の噺はワタクシにはちっとも面白くない。

・権太楼:「つる」
マクラで酔っ払いの小噺(ギャグ?)を話した後、北九州の小倉で
これをやったら、客席のおばさんが先にサゲを言ってしまったと、
憤懣やるかたない権太楼師匠。
知ってても言わないのが文化というものでしょ。小倉は文化が低い!
怒りが収まりません。

いやいや小倉に限ったことではありません。東京にもいますよ、
男女を問わず。地域寄席なんかに多いですね。
何年か前、池袋演芸場にもいて、萬窓師匠が「私より先に言わないで
ください」と小言を言っておりました。

何名かで来ていると、自分はこのネタ知っているのだということを
他のメンバーにひけらかしたくなるのですかねえ。
地域の文化度ではなくて、個人の文化度の問題ですね。

小円歌:三味線漫談
志ん朝師匠や小さん師匠の出囃子がよかった。

一朝:「祇園会」
江戸弁の啖呵の良さはもう誰もが認めるところですが、京都弁も
ホンによろしおしたえ。(って言い方で正しいのだろうか?)

仲入り
・世津子:曲独楽
もう結構なお年とお見受けしましたが、それを(あまり)感じさせ
ない手慣れた扱い。
白独楽の箇所ではセリフがやや素人ぽかったのもまた一興。

・三朝:「やかんなめ」
「やかんなめ」は、喜多八師匠の絶品の爆笑芸がいまだ強烈に
頭に残っています。

この噺は武士は重々しくなければいけないし、癪に苦しむ奥さまを
思って、お供の者は必死に悩み困り抜いているからこそ、命を
懸けた依頼のバカバカしさに大笑いすることになる。
でも三朝師匠は全体が軽いので、可笑しいことは可笑しいのですが、
バカバカしさの効果がやや薄らいでいるように感じます。
芸風とはいえ、ちょっともったいない。

・さん喬:「替わり目(前半のみ)」
さん喬師匠のマクラは生徒会長のあいさつみたいで気恥ずかしい。
でも本編に入ると一変する。女子生徒からも男子生徒からも黄色い
声援が飛ぶ野球部の花形選手みたいです。

・子猫:ものまね
動物の鳴き声を出すと、どういうわけか顔も似てくるんですね。

・一之輔:「欠伸指南」
あだっぽい女性が稽古をつけてくれると思っていたのに、その旦那が
師匠とわかって、完全にふてくされやる気をなくした熊公。ところが
お師匠さんが手本で見せた夏の欠伸に大感激して、俄然、やる気を
取り戻す。
この心理の激変がまず可笑しい。

しかし、どうしても最初の「おい、船頭さん」が出てこない。
窮余の一策、最初に「デン!」と叫ぶと、何とか本来のセリフが
出てくる。「デン!おい船頭さん・・・」
師匠がもう一度手本を示すところで、思わず「デン!」と言ってしまうのが、
多分そうだろうなとは思っていたけれど、やっぱり可笑しい。
最初から最後まで笑い続けた一席でした。

というわけで、立ってでも見たくなる聞きたくなる昼の部でした。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
立ち見がずらり。月曜日の鈴本中席昼の部 道楽三昧/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる