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zoom RSS くずし字と春画とピカソ

<<   作成日時 : 2017/06/18 16:08   >>

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くずし字の解読にはまってしまいました。江戸時代のころに
書かれていた字です。
まだ入門書の段階で「かな」が中心なんですが、3冊目の
入門書として『春画で学ぶ江戸かな入門』というのを必死に
なって読んでおります。

絵を見るのも目的だったのですが、目はくずし字ばかりを
追いかけています。
春画の書き込みはかなが中心なので読みやすいとのこと
ですが、なかなかどうして。難行苦行しております。
なんとかして読んでやろうという気になりますから、ますます
字のほうに集中します。
せっかくの春画なのに絵のほうには目が行きません。
こうして1行、せいぜい10文字かそこらなんですが、読むのに
10分近くかかったりします。

かなとはいえ、くずし字は難しい。
1つのかなに対してその元になった漢字(字母)がいくつも
あって、それぞれでくずし具合が何段階もあります。
そのため、同じ「あ」でもいろいろな表し方があるんですね。
おまけによく似た字がいくつもある。書き方によっては「せ」と
「を」とか、「さ」と「つ」とか、おんなじような字がいくらもあって、
どっちがどっちかわかりません。

さらにさらに、江戸時代の木版本ではスペースの関係か
ぎゅうぎゅうに詰めているところもあるし、木版本独特の
くずし方や続け方もあって、いっそう難しくなります。
これだけでも大変なのに、濁点は付いていないし句読点もない。
文章がどこで切れるのかさえわかりません。
まさに「弁慶がな、ぎなた」状態です。

落語で手紙や本をとんちんかんに読む男が出てきますが、
今はあの人たちを笑えません。ワタクシもまったく同じです。

こんなのが読めた江戸時代の子供たちは偉かった!
いや、江戸時代だけじゃないのですね。今のように一つの
かなが一つの書き方になったのは明治33年だそうです。
だから明治33年までの子供たちは江戸と同じように読めた
わけです。

ところで、この本のコラムで春画とピカソの関係が紹介されて
います。
2009年にバルセロナ・ピカソ美術館で「秘画−ピカソと日本の
春画」展が開かれましたが、それを企画したリカルド・ブル氏は
解説で「顔と性器を同時に見せる春画の無理な構図から、ピカソが
キュビズム表現を思いついた可能性がある」と書いているのだ
そうです。

まあ、「可能性がある」ですから、面白がっておくだけでいいのかも
しれません。
一日も早くくずし字が自由に読めるようになって、春画を楽しみ
たいものでございます。

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