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zoom RSS 爆笑のるつぼと化す「四人廻しの会」

<<   作成日時 : 2017/06/11 17:12   >>

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6月6日の「四人廻しの会」、今回は白酒師匠が一番手で、
出し物は「欠伸指南」。普通の「欠伸指南」じゃないだろうなとは
思っておりましたが、想像を絶する内容でした。

ストーリーは同じなんですが、欠伸の種類がすごい。
まず奥伝の「茶の湯の欠伸」。習いに来た男が腰を抜かすような
難しさ。それはとてもできません。
じゃあ、少しやさしい「踊りの欠伸」を。かっぽれを踊りながら、
なんとなくしてしまう欠伸。それも無理です。
それではさらにやさしい「湯屋の欠伸」を。風呂につかりながら
思わず出る欠伸です。男はだんだん心配になってくる。あー、
それも難しそう。一番やさしいのをお願いします。
それでは「四季の欠伸」を、というわけで、ようやく「普通の」
「欠伸指南」になりました。

「湯屋の欠伸」をする噺家さんは何人かいますが、「茶の湯」と
「踊り」の欠伸は初めて見ました(聞きました)。
この二つは無茶苦茶可笑しかった。「茶の湯」のほうでは飲んだ後、
茶碗を鑑賞するところか始めるのですが、この態度、手つき、
セリフがいかにもそれっぽい。
また「踊り」も実にさまになっていました。
それらしさをきちんと踏まえたうえで、かみ殺そうとしながらも
出てしまう欠伸の表現。並みの可笑しさではありません。

習いに来た男が、本気で欠伸の凄さに感激してしまっている様子も
可笑しい。ここまで素直に感激しているのは初めてです。
このモデルは白酒師匠ご自身かも、という気がします。

基本の「夏の欠伸」のけいこに入ってからも笑いは収まりません。
可笑しかったのは、不器用な男に対する欠伸の師匠のほめ言葉
ですね。
白酒師匠はマクラで、習い事の生徒のレベルに応じて、先生が
いくつものほめ方を用意している(下手だけど下手とは言えないので)
ことを話しておりましたが、それをそのまま欠伸の生徒に使っており
ました。裏の意味が分かっているだけに可笑しさが倍増します。

当日の番組
・前座(市若?):「金明竹」
大きな声でした。

・白酒:「欠伸指南」
・萬窓:「包丁」
いつもの萬窓師匠の、いつもの口の形の、いつもの語り口による
堅実な口演でした。
この芸風はもう永遠に変わらないのでしょうか。

仲入り
・扇好:「宮戸川」
軽い噺を軽く演じて軽く聞けました。

・三三:「宿屋の仇討」
三人連れが大騒ぎをするところで、一人がかっぽれを踊ります。
踊り終わってから「さて、いまのどこで欠伸をしたでしょう?」
さっそく白酒師匠の演目を取り入れて、会場大爆笑。
さらに爆笑は続きます。
サムライに静かにさせられた三人、そのうち源さんが色事の話を
始めますが、「おまえが色事?(信じられない)まるで三平が人情噺を
するようだ」
きついなあ。きついけど、可笑しい。無茶苦茶納得してしまいます。

ところで、武士の世話九郎は伊八に事前に心付けを与えません
でした。出立するときに与えたみたいです。
三三師匠のやり方はいつもこうなんでしょうか。
心付けは先に与えておいたほうが、伊八のボヤキも効果的になる
ように思うのですが、いかがなものでしょうか。

というわけで、今回も爆笑のるつぼと化した「四人廻しの会」でした。

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