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zoom RSS じんわりする喜び。「伝承話芸を聴く会」を聴く

<<   作成日時 : 2017/06/08 16:56   >>

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偶数月第1土曜日の楽しみは「伝承話芸を聴く会」を聴く
ことですね。
ベテランの固定メンバー3名による会なので出来不出来が
大きく変わることもなく、またお客も年配の常連さんが多いので、
いつも同じような雰囲気が漂っています。
身内の会みたいなものだから演じるほうも安心してやれるし、
聴くほうも安心して聞けます。

爆笑系の噺家ではありませんので、椅子から転げ落ちたり、
腹が痛くなったりするほど笑うわけではありませんが、いつも
クスクス、フフフフ、ククククッとかの明るい笑いが続き(もちろん
時には爆笑も)、帰るときにはじんわりとした温かい気持ちに
なるのです。

宝くじの1等に当たることはないが、1万円くらいは確実に
当たるような感じでしょうか。

6月3日の番組
・小燕枝:「死神」
当日配布された演目解説によれば、このネタはめったにやらない
のだそうです。「稀な一席」とのこと。
他の出演者は早めに楽屋入りして、ネタのおさらいをしており
ましたが、自分はしません。いまさらしても、どうなるものでも
ありませんと、マクラで語っておりましたが、「稀な一席」なのに
大丈夫か?

結果は大丈夫どころか、本当に「稀な一席」?と思えるような
出来でした。
死神の笑いが可笑しかった。小燕枝師匠独特の、というか
お得意の笑いです。死神によく合っている(?)笑いでした。
呪文はオーソドックスに「アジャラカモクレン、キューライス、
テケレッツノパー」でしたが、死神が教えるときはゆっくり区切って
いました。
重々しさを伝えたかったのかな。

サゲはくしゃみを使ったものでした。

・琴柳:「祐天吉松 合縁奇縁」
先日、北区の図書館で広沢虎三の「祐天吉松」を見つけて
聞いてみたのですが、あまり面白くありませんでした。
これは浪曲には合わないのかもしれません。
それに比べて講談はおもしろい。
琴柳先生の講談の面白さは、時間差攻撃的リズムのせいで
しょうね。

金はそちらのもの、腕はこちらのものという祐天吉松、
これからが面白くなるというのに、それは次回!

仲入り
・藤兵衛:「匙加減」
講談ネタを落語にしたものはいくつもあるようですが、このネタも
その一つ。2年ほど前に琴柳先生が同じネタをこの会で取り上げた
ことがあります。
講談ネタは笑いが少ない上に地語りが多い。落語としては
地味になりがちです。
しかし藤兵衛師匠はくすぐりを入れて笑いを確保しながら、
アベ先生と大家の人間味をより明確にして、勧善懲悪モノの
すっきり感を強調しました。
加納屋の態度の変化も可笑しかった。

演目解説には「まだ手に入っている噺ではないが演り易い」と
書いていますが、十分「手に入っている」ように思いました。
プロしてはこれでもまだまだなのだろうか?

というように今回もまた「よかったなあ」と会場を後にするのでした。

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