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zoom RSS 新内の魅力に触れた「新内と上方落語の会」

<<   作成日時 : 2017/05/20 16:57   >>

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新内を初めて聞きました。
5月16日の「新内と上方落語の会」。(お江戸日本橋亭)
落語は文我師匠、新内は枝幸太夫師匠です。

ワタクシの胸は期待に膨らんでいたのですが、平日の昼間という
こともあってか、客の入りは少ない。20人に届きませんでした。
前日にも同じ会があって、そちらはけっこう入ってくれましたと
受付の人が言ってましたが、たしかに予約名簿を見ると前日の
ほうがはるかに多い。3倍か4倍という感じ。

さて当日の番組は、
・文我:「青菜」
・枝幸太夫:「梅雨衣酔月情話−大川端峰吉殺し」
仲入り
・文我:「抜け雀」
・枝幸太夫:「文七元結」
・対談−長崎甚句、浜節、長崎ぶらぶら節

初めて聞いた新内は、義太夫節ほどおおげさじゃないんだな、
と感じました。
まあ新内全体がこうなのか、あるいはこれは枝幸太夫師匠の
芸風のせいなのかはわかりませんが、全体的に節度が
あります。
節回しも感情過多にならないし、声を張り上げるところも
ほどよく抑制しているように感じました。
三味線は中棹。腹への響き具合も太棹ほど激しくはありません。

弾き語りの枝幸太夫師の横に上調子(幸照七)と呼ばれる三味線が
もう1挺控えており、そちらは伴奏、リズミカルな効果音、あるいは
対旋律のようなメロディを入れつつ枝幸太夫師の語りと三味線に
からんでいきました。
枝幸太夫師は撥、上調子はピックみたいなもので弾いています。
この2挺の三味線がよかった。難易度が相当高いと思われる
奏法を楽にこなしつつ、けっこうモダンな響きも聞かせてくれました。

(それにしても演奏中の幸照七さんは完璧な無表情。表情を
出したらいけないのですかね。でも会が終わった後、見送りに
出てきていた幸照七さんは、今風のおしゃれなメガネをかけて
ニコニコしていました!)

一方、語りのほうはやや三味線の音にかき消されているところが
ありました。特に最初の「酔月情話」は、聞き慣れていないことも
あってか、肝心のところがいまいち聞き取れなくて残念です。

「文七元結」は落語ネタで話の内容がわかっていることもあり、
よく聞き取れました。気分的にも余裕があったので、節回しにも
じっくり耳を傾けることができました。
裏声っぽい高音を巧みに使った節回しにしびれました。

後の対談で文我師匠がこの高音が魅力ですといったら、これが
出せるのは私だけ、と枝幸太夫師匠。
たしかにこの声は聞くものをとりこにします。

というわけで初めて聞いた新内、ワタクシの中でさらに興味が
掻き立てられつつあります。

・「青菜」
文我さんの「青菜」は初めて聞きました。
東京のとはちょっと異なるところがあって、いかにも大阪らしい
笑いが用意されています。
植木屋のカミさんがやっぱり大阪のおばはんになっています。
そのうえちょうど今お尻にデキモノができている。その膏薬の
張替で大きく笑わせます。
大店の旦那のマネをするところ、「鯉のあらい」が東京では
イワシの丸焼きですが、大阪はオカラの炊いたものになって
います。「鯉の卵のあらいか」っていうのが可笑しい。

・「抜け雀」
こちらはちょっと不発。
老絵師が鳥かごと止まり木を描いた後、抜け出したスズメが
帰ってきてそこに止まる、という件を飛ばしてしまいました。
そのため流れがやや乱れてしまいました。
文我さんでもこんなことがあるんだなあ。

・対談
新内の声の出し方を教えてくれた後、何か歌いますか、と
三味線を取り上げました。文我さんのリクエスト(何という曲
だったか失念)に続けて、長崎甚句と浜節、長崎ぶらぶら節を
やりましょう、と3曲聞かせてくれました。
いやあ、これはよかった。

次の会も行こう。

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