道楽三昧

アクセスカウンタ

zoom RSS 大阪弁の「長短」が可笑しい。三田落語会を聞く

<<   作成日時 : 2017/04/30 17:21   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

新治師匠が出るってんで、久しぶりに三田落語会を聞きに
行きました。(4/22 昼の部)

今回驚いたのは菊之丞師匠の「長短」です。気の長い
長さんがなんと大阪弁(関西弁)なんです。(短七さんは
東京弁)こんなのは初めてですね。

大阪弁はいかにものんびりと聞こえます。そのため
大阪の人はみんな気が長いように思われているのかしら。

でも大阪人は「いらち」が多い。
街を歩いている人の速度は東京人より早いという調査結果を
何かで読んだことがあります。
あるいはまた、歩行者用信号が青になるまでの時間を表示
するシステムを作ったのは大阪らしいし、さらには駅の
券売機で硬貨をまとめて何枚も入れられるようにしたのも
大阪だそうです。
1秒でも待たされるのが嫌なんでしょうな。

むしろ短七のほうを大阪弁にしたほうがよかった?
あるいは大阪弁ではなく京都弁にしたらよかったのかも
しれません。

しかし、長さんを大阪弁にしたのは可笑しかった。
大変笑わせていただきました。

当日の番組
・前座(一花):「手紙無筆」
あいかわらず一花ちゃん、好調です。

・菊之丞:「長短」

・新治:「鹿政談」
座布団に座るなり「上手な大阪弁でしたなあ」。
東西の気質の違いに触れ、いつものように大阪府警の
標語で笑わせてから「鹿政談」へ。

今回の工夫(改良)と思われるところは奈良奉行の年齢ですね。
このときの奈良奉行は若かったらしいということで、新治師匠の
語り口も若々しいものにしていました。20代半ばでしょうか。
エリートコースを進んだ人のようです。
現代のキャリア組官僚が、いきなり地方の税務署長になるような
ものなんでしょうかね。

仲入り
・新治:「深山がくれ」(後半)
この噺は故吉朝師匠のCDでしか聞いたことがありません。
新治師匠の口演はその後半部分です。後半だけを取り上げる
ことがあるということは、前半だけを取り上げることもあると
いうことか?
ということは、以前喜多八師匠で聞いた「噺家の夢」はこの噺の
前半部分を独立させたものだったのか?
ワタクシは「深山がくれ」をパクった新作かと思っていました。
不明を恥じるのみ。

さて。
これはやっぱり吉朝師匠のほうが1枚か2枚上手ですね。
源吾が竹の皮の音に「うわっ」と驚くところも可笑しさはいまいち
でした。
でも「今のでまた2,3人起こしてしまった」は可笑しかった。

山賊の屋敷の吊り天井を落とさないワケを、山賊の一人に説明
させていましたが、それはいかにも理に勝ちすぎたように
思います。
やっぱり最後の最後にようやく吊り天井を落として、「もっと早う
落とせっちゅうねん」と言わせるほうがいい。
つじつまの合わない噺の性格とあいまって、可笑しさが倍増
します。

またサゲの部分も、吉朝さんはあらかじめ「桃太郎のパロディと
いやパロディです」と伏線を張っているので、聞き手は「うわ、
そう来たのか、やられた!」というずっこけ感があります。
新治師匠のはお婆に対して「これがお前の務めだろ」と言って、
同じサゲにつなげます。
新治師匠のもそれなりに面白いのですが、効果という点では
吉朝さんのほうにやや分があるように感じました。

・菊之丞:「子別れ」
「強飯の女郎買い」と「子は鎹」を通しで。
ただ前半の「強飯の女郎買い」はあまり面白くありませんでした。
後半、ようやくエンジンがかかってきました。陰影はあまり
強調せず、さらりと淡彩スケッチのような雰囲気でした。

ところで会場で配布された「今後の予定」を見て驚きました。
10月28日の昼の部になんと吉坊さんの名前が出ているでは
ありませんか。
あー、それで3月20日の「宗助吉坊二人会」に三田落語会の
席亭が来ていたのか。チケットを手に入れなきゃな。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
大阪弁の「長短」が可笑しい。三田落語会を聞く 道楽三昧/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる